「重戦機エルガイムIII フルメタル・ソルジャー」を久々に観た。

なんと33年ぶりにエルガイムのOVAを観ました。

当時、数回しか観なかった作品だったので、内容はほとんど忘れていました。

今、見返してみると、主人公のダバってまじめすぎでイマイチ面白みに欠けるキャラですね・・

キャオとアムがいて初めて魅力が出る気がします。

この3人のバランスが絶妙だったんだなあ、と今回改めて気づきました。


ところで、なぜ今さらこの作品を観た上に、ブログで紹介するかというと、実はすご~くすご~くほんのわずかですが僕がこの作品に携わっているからです!

(だいぶ遠回しに言ったつもりですが、それでもまだ大げさですねー。実際はほとんど関わっておりません)


実はこのOVAが発売される前に、作中に登場するヘビーメタルの一般公募によるデザインコンテストなるものがありました。

もし優勝すれば自分のデザインしたヘビーメタルがアニメになる!ということで当時、僕ははりきってそれに応募したのです。

確か結果は誰も採用されず、結局サイライズさん側でプロの方(大森英敏さん)がデザインしたヘビーメタル(パゴータ)がOVAには出ました。


当時、学生でしたが、けっこう真剣にデザインして応募したヘビーメタルだったんで、採用されずかなり落ち込みました。

ですが、エンドクレジットに応募者全員の名前がテロップされることになり、当時、大喜びで自分の名前を探したものです。

応募者はけっこうな数で文字が小さく、順々にテロップは流れていくので、自分の名前を見つけるのは一苦労しました。でも見つけた時はすごく感動しました。


で、今回33年ぶりに再チェックしたくて「フルメタル・ソルジャー」を観たのです(^^;)

配信で観たんですが、残念ながら応募者全員の氏名テロップは全カットされていました。

まあ今の時代はいわゆる素人の名前をネット上に出すのは難しいことなんでしょうねー。

(河合奈保子さんのレッツヤン&紅白のDVDもスクルーメイツさん達の顔に全部モザイクがかかってたし・・)

でもその代わりに、あの頃、世間知らずで現実の厳しさなんてこれっぽっちもわかっていませんでしたが、とにかく純粋に創作に没頭していた自分を思い出しました。

今はデザインではなく執筆になりましたが、あの時の情熱を忘れずに、今後も創作活動に励みたいと思います。

尾崎悟史のページ