「侍戦隊シンケンジャー 第一・二幕 特別版」を一筆奏上!
シンケンジャーは言わずと知れたスーパー戦隊シリーズ作品で、小林靖子さん脚本による傑作です。
先日、偶然ショップでセール中のこのDVDを発見し、即買いしましたー!
この特別版はいわゆるディレクターズカット版なのですが、シンケンジャー単独出演の映像ソフトとしてはおそらく最後に出たもので、これまで見る機会を逸していた作品でした。
これを見ると、第一幕、第二幕(1話、2話)がかなり細切れにカットされていたことがよくわかります。
今回はそのカットされたシーンが復活し、小林靖子さんの本来描きたかった物語がどんなものだったかが理解できます。
こんな美しい構成の脚本は他にはありません。一種の様式美すら感じるほど完璧な脚本だと思います。
俗にパイロット版と言われる第1話、2話は作品の基本設定を紹介するという大事な役目があります。
小林さんの脚本はその大前提を踏まえつつ、一幕では、松坂桃李さん演じるレッド=殿(影武者)の責任感と葛藤を描き、バトルでは各キャラの専用武器や専用メカによるアクションをきっちり見せてくれます。
二幕では、家臣たちの他戦隊メンバーの性格やスタンスの紹介をイエロー=ことはを中心にして描きしつつ、敵と戦う殿の覚悟も描き、さらにお約束のロボの合体まで登場させます。
つくづく小林さんはすごい人だと思います。
なんか感動してしまって、このまま続けて三幕以降も見たくなってしまいました~^^
あと、特筆すべきは、グリーン=千明のお父さんネタがけっこう散りばめられていた点。
まさか、こんな早い段階から語られているとは思いませんでした(^o^)
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